よくある質問

ここではマーフィードにお寄せいただいた、皆様のよくあるご質問にお答えします。

リーフタンクの添加剤はなぜ種類が多いのですか?

海水の無脊椎動物は淡水魚などとは違い、さまざまな物質を利用して生きています。淡水魚の環境水のTDS値は多くても200ppm程度なのに比べ、無脊椎動物の環境水のTDS値は約35000ppmと高濃度であることからもわかります。また無脊椎動物は特徴的な生理を持ちます。海水魚は体内の浸透圧が海水のイオンバランスに影響されない恒浸透性動物のため、比重やpHとKHなど主なものに注意にしていれば良いのですが、無脊椎動物は変浸透性動物とよばれ、環境水のイオンバランスにより、体内の浸透圧が左右されるのです。つまり海水の組成イオンバランスが崩れると無脊椎動物の体内のイオンバランスまで崩れることにつながるのです。ですからpHやKHだけでなくカルシウムやマグネシウム、ストロンチウムやヨウ素などといった多くの微量成分などの添加剤を定期的に入れ海水の豊富なイオンバランスを保つことが必要なのとともに、硝酸など生体に悪影響を及ぼすものをできるだけ増やさない様に低い値で保つことが必要なのです。


熱帯魚雑誌の記事の中にROという言葉をよく見るのですが、 RO(アールオー)とは どういうものですか?

ROとは逆浸透(Reverse Osmosis)のことを指します。熱帯魚雑誌などの「ROを使う」などという場合は「逆浸透膜浄水器を使う」という意味になります。逆浸透膜浄水器は不純物の大部分を除去できる浄水器のことで、水道水に含まれる魚に悪影響を及ぼす物質を除去するのに用いられています。ROによる処理とはあくまでも物理的なもので、0.0001μmという小さな孔の開いた膜で水分子だけを濾しとるという方法です。 RO浄水器のメリットとしては水に含まれる溶存不純物(溶け込んでいるイオン)まで取り除いてくれるということでしょう。鉄サビや残留塩素であれば細かいフィルターや活性炭で除去することができるのですが、溶存不純物までは取り除けません。RO浄水器は硬度(カルシウム、マグネシウム等)の低い軟水を作ることもでき、ディスカスやアピストを大事に育てるのには無くてはならない浄水器です。 また海水魚や無脊椎にも水道水からの硝酸性窒素を減らせるので効果的です。生産された純水は生体に有用な微量成分も除去されてしまうというデメリットもありますが、微量成分は後から添加することで理想の飼育水を作り上げられるのです。水道水には四十数項目もの基準があることからもわかるようにさまざまな物質が入っているのです。精度の高いRO浄水器を使用し、純水をベースに飼育水を作ることで生体にやさしい環境を作れるのです。


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